Yume’s diary

Workawayを利用してドイツとデンマークの家庭やホテル学校でボランティアを。その後台湾で中国語を勉強していました。田舎の女子大生のブログです。。

ドイツで豆腐を作る〜ドイツで家事は大変か〜

カフェ経営をしているホストに、日本食のメニューを考えてと言われ「えっ、、、」となったYUMEです。そもそも家事が死ぬことの次に嫌いで、料理もほとんどしないタイプの人間なのでネットでドイツで手に入る食材で何が作れるか探し回りました。

 

カフェが完全草食主義のヴィーガンをテーマとしたところなので、野菜しか含まない料理を考える必要がありますし、ホストはほとんど火を使わず、かなりスピーディーに料理を作るので、手間をかけずに5分以内に作れる日本食という条件もとても厳しかったです。

 そこでたどり着いた豆腐づくりです。カフェがオープン前に仕込みをしておけば、料理にほとんど時間がかかりませんし、材料は豆と水だけなので、カフェのメニューにぴったりです。

 

ネットやYouTubeで調べてレシピを書き、ホストファミリーと一緒に作りました。

材料は、にがりが必要ないということでひよこ豆を使いました。

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一晩水につけて朝からミキサーにかけて、手ぬぐいで絞り、おからと豆乳に分けます。

たまたま持ってきていた手ぬぐいが大活躍しました。

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さすがカフェ経営していてケーキ作りが日課なホストだけあって、道具はかなり充実していて助かりました。

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出来上がりがこちら。豆腐です。ちゃんと出来上がりました。

ホストの家には醤油があるので、醤油をかけて食べました。懐かし美味しい。

 

500gの豆から、ミキサー二杯分できたので、半分は豆乳として、4分の1は冷奴に。残りの4分の1は焼き豆腐にするつもりです。おからもできたので、明日はこれからクッキーを作るつもりです。

 

料理をまともにしないタイプの大学生なのですが、ドイツに来て圧倒的成長を遂げています(人間的に)。今でも、掃除や皿洗いはすっごく怠くて嫌いで、生きるために仕方なくやる感じなんですが、料理に関しては、ドイツの(滞在先に家の)料理はいつも準備に5分くらい掛からないので、全く怠くなかったです。滞在を始めた当初は、毎食パンとバターと野菜といろんなジャムを用意するだけで、飽きないのかと驚きましたが、いろんな手作りのジャムや様々な形のパンが登場するので、毎回美味しくて満足しています。

 

今回豆腐を自分で作ってみて思ったことは、自分が料理がだるいと思う原因は、日本食にかかる手間にあると結論付きました。めちゃくちゃ時間がかかるし、使う道具や材料がめちゃくちゃ多いです。そこが日本食の複雑な味わいを生み出す魅力的な一面ではありますが、私はそこはプロに任せてお金払って外で食べたいと思います。

 

料理に関しては、ドイツは料理嫌い人間には住みやすいですね。余談ですが、掃除に関してはドイツの方が、日本よりかなり気を使わないとすぐ汚くなると思います。理由としては、ミネラルが豊富な硬水であるため、水垢がすぐにこびり付いてのかなくなること、また家が古いものが多いので、やたら蜘蛛がいてすぐに蜘蛛の巣を作ります。毎日掃除してもすぐに巣を作るので、いたちごっこで大変です。

 

豆腐の話に戻ると、ホストファミリーは醤油をかけた豆腐を、カラメルのかかったプリンだと思ったらしく、口に含んでからかなりびっくりしていて少し面白かったです。確かに似ている。

ただ、食感が馴染みのないものなのであまり美味しいと思わない人もいました。冷奴は少しレベル高かったみたいです。少し手間をかけて、スープに入れたり、焼き豆腐にしてみようと思います。

 

豆腐の他にも、麹が手に入れば、味噌造りなどもしてみようと思います。

 

日本にいたら、豆腐を作るなんてことはまずしないので、少し貴重な機会でした。今回の日本食のレシピ作りで、日本人は食にこだわりすぎ(なのかもしれない。)という発見もあり満足です。

また、おからクッキーを作ったら更新します。

 

それでは。