Yume’s diary

Workawayを利用してドイツとデンマークの家庭やホテル学校でボランティアを。その後台湾で中国語を勉強していました。田舎の女子大生のブログです。。

映画「何者」の感想〜来年から就活生として感じる就活の変化〜

お久しぶりです。

デンマークの田舎にまだ滞在中のYUMEです。

 

先日、友人と日本の邦画を観たくて「U–NEXT」に無料登録してみたんですが、英語の字幕がなかったので一緒に見れなかったです。あくまで日本人向けのサービスなのですね。でも、高額ではない有料で制作者たちにお金が落ちるシステムは素晴らしいのでこれからも使っていきたいと思います。

 

会員になったので、今まで気になっていた映画を観ることにしました。

少し前に話題になった、若者の就活を取り巻く環境や心境について描かれた「何者」を観ました。

予告版で音楽が良かったので気になっていました。

 

感想ですが、内容は面白かったですが、登場人物たちの心情にあまり共感できなかったです。私は3年生を終えてから休学中で就活は来年からなので、まだ就活を経験していないこともあって実情を理解していないために共感できないのかもしれませんが、就活生が置かれる境遇が変わってきていることも理由なんじゃないかなあと思っています。

 

私の印象では、2年ほど前であれば、大企業に入った友人が羨ましいと感じることもあったかもしれませんが、大企業の社員が過労自殺するニュースがありふれているここ最近では(大企業だからニュースになっているだけだと思いますが)、企業の名前はただのステータスであり、入っただけでは幸せになれるわけではないし、自分に合わない職場なら他のところに転職しようという考えが一般的になってきていると思うので、就活に対して映画のようにシリアスになる学生は多くないと思います。

 

ただの私の考えなので、私が楽観的なだけかもしれませんが。少子化で人手不足な上にAI技術がまだまだ導入されていない職場環境故に、今の学生は就活が他の世代に比べると楽だと思います。この機会に圧迫面接などがなくなれば嬉しいです。切実に。

 

あともう一つ、映画に対して共感できなかった点は、大学生なら嫌いな人と関わる必要ないんじゃないかということです。高校までの学校はクラスや部活があってあまり好きではなくとも、ある時間や場所を共有しないといけない場面があります。また、職場でもあまり好きではない上司や同僚と同じ空間で仕事をしてチームとして働かないといけない時もあると思いますが、大学生は違うと思います。

 

部活やサークルの強制力は高校までに比べると弱いと思いますし(私の場合)、授業中も食事の時も、好きな人とだけ関わって生活することが容易です。なので、映画のように好きでもない人たちと協力関係を築くのは変だなぁと思いました。

 

この映画を観てすごく共感して嫌な気持ちになったというレビューをよく見かけたので、共感する人も多いみたいです。登場人物たちが「あーこんな人いるかもしれないな」という登場人物たちだったので、面白かったです。

 

自分の今の所の感想を書いてみました。就活を終えてから観ると考え方が変わるかもしれないのでまた観たいと思います。

 

それでは。