Yume’s diary

Workawayを利用してドイツとデンマークの家庭やホテル学校でボランティアを。その後台湾で中国語を勉強していました。田舎の女子大生のブログです。。

ドイツの合理的な社会について

ドイツ人は合理的な性格だという記事を見かけるのですが、たしかに、効率的で合理的すぎで感動することがいくつかあったので紹介していきます。

 

まず、有名なペットボトルリサイクルについて。

ドイツはエコフレンドリーな国家であることを目指しているので、ゴミは「可燃、プラ、カン、ビン」に分別します。ここまでは日本となんら変わりないのですが、リサイクルにおいてかなり先進的でした。

 

スーパーでペットボトル容器の商品を買うと、レシートにこのようなことが書いてあります。

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0.49ユーロが商品自体の価格で、0.25ユーロはデポジットになります。この0.25ユーロは、ボトルの中の飲み物を飲み終えた後、スーパーに設置してあるマシーンでリサイクルすることで戻って来ます。

 

そのマシーンがこちら。

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だいたいどこのスーパーにもある気がします。

このマシーンにボトルを入れ終えたら、緑のボタンを押すとレシートが出て来ます。

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スーパーで買い物をして会計時にこのレシートを渡せば、返却されたデポジット値引きしてもらえます。

 

マシーンから小銭が出てこないところが、合理的だなと感心しました。これにより、マシーンに小銭を補充する手間が省け、スーパーは機械を設置することで顧客を獲得できます。

 

また、ドイツは買い物袋が持参なので、ペットボトルを入れて来た袋に買ったものを入れて変えることができてなんと無駄のない流れなんだと感動しました。

 

また、この話もスーパーでの話なのですが、ドイツのスーパーのカートには小銭を入れる必要があります。ホストの場合は、スーパのコインを使っています。

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カートはチェーンで連結されていて、コインを入れるとロックが解除されます。

私はこれを最初見た時、カートが有料なんて、、、と驚いたのですが、有料ではありません。

カートを元のところに戻し、ロックをするとコインは帰って来ます。

 

数年前までこの制度はなかったのですが、カートを自宅まで引いていってしまう人や元の場所に戻さない人がいるので導入されたみたいです。日本でも時々駐車場に放置されたカートや明らかにスーパーのカートを持ち出している人を見かける時ことがあります。

 

解決策としては素晴らしいとおもいました。

 

色々と合理的な点は他にもあるのですが、今の所この二点が一番感動したのでしょうかいしました。今後も感心したことがあればまとめます。

 

それでは。