Yume’s diary

Workawayを利用してドイツとデンマークの家庭やホテル学校でボランティアを。その後台湾で中国語を勉強していました。田舎の女子大生のブログです。。

自由と寛容の町アムステルダム①

 

先日の夕食時、ホストが「明日から私たちはオランダに行くけど、もしYUMEが来たいなら来る?」と突然聞かれ、「???」頭の中ハテナだらけでした。

 

明日からオランダってちょっとスーパー行って来るみたいなノリで聞いて来るので、笑ってしまいました。答えはもちろん「Ja」です。

 

というわけで、アムステルダムに行って来ました。

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運良く天気が最高!

車で行ったので、交通費はかかっていないし、ホテルはホストの子ども達とシェアしたのでかかっていません。自分の分は払ったほうがいいかなぁと思ったのですが、払ったほうがいいかどうか聞いたら、おそらく「 if you want」と返されると思うので、聞いていません。

前のホストの家でも、「〜手伝おうか?」と提案すると「 if you want」とよく返されたのですが、「いや、別にしたくはないけど、あなたがして欲しいならしようと思って聞いたんだけど。。」とよく混乱していましたが、おそらく文化と言語的な違いなんだとおもいます。

 

アムステルダムまで車で3時間弱で到着しました。ドイツもオランダも高速道路無料なので、ヨーロッパの人は気軽に海外に行けて羨ましいなぁとおもいました。もちろん国境のチェックは何もありません。ホストに、パスポートもいらないよーと言われましたが、念のため持って行きました。(使うことはなかったです。)

 

アムステルダムの感想ですが、一言にまとめると『ヨーロッパの中の東南アジア感がすごい』です。これは冗談でもなんでもなく、私が去年留学していたタイと重なる部分が結構あったので、その点に触れながら感想を書いて行きたいとおもいます。

 

まず、アムステルダムについて車から降りてまず思ったことが、「自転車天国」です。

オランダは湿地帯を開拓してできた国なので海抜も低いですし、坂も少ないです。また、アムステルダムはたくさんの水路が町中に巡ってあるので、町中の移動は橋までいちいち歩かないと行けないので直線距離よりかなり歩かないと行けなく疲れます。観光客でも自転車をレンタルできるところが数多くあるので、効率よく巡りたい人は自転車をレンタルするといいとおもいます。

 

自転車天国というだけあって、すべての道に自転車用レーンがあったのですが、ここのレーンはバイクも走ることができます。そのバイクなんですが、ヘルメットをかぶる必要がありません。二人乗りしている人もたくさんいて、すごい既視感を覚えました。「ああタイ、、」

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お隣の法律でがっちがちのドイツに比べてオランダの法律は自由と寛容という印象を受けました。そんなオランダですが、さすが成熟した社会だなと感心した部分があって、自転車の設備がかなり多様です。

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ちなみに前にでっかい箱があって子供が二人くらい乗ってる自転車もありました。

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このような両サイドに引っ掛けるタイプのカバンを使っている人たくさんいました。

これ、中学校の自転車通学してた時に欲しかったです。田舎の中学校の指定カバンはやたらデカくて重いので、いちいち荷台にくくりつけていたのですが、雨の日はビニール袋に包んだりしてたまに破れて教科書びしょびしょ事件とかがあったので、効率と容量めちゃくちゃ悪くてすごく嫌いでした。

これはいつも思うことなのですが、10年前はスマホもなかったような時代なのに、なんで10年前の常識やルールが今の社会にぴったり当てはまると思うのか疑問です。不便なものはより良く、改良して行けばいいのに、「何もしないためなら何でもする」と日本人が言われることにも納得です。

 

話は戻って、ドイツ人のホスト曰く、オランダの自転車はドイツのとは違って馬力よりも座りやすさ重視で形が変わってるよね〜と言われたのですが、私はママチャリに似てるなぁとおもいます。オランダ人の方がガタイいいので、大きさ大きいのですが、椅子の高さやハンドルの湾曲具合が類似してます。

自転車をよくこぐためか、アムステルダムには細い人が多かったです。私が今まで訪れたリューベックやWismarがお年寄りに人気だったこともあり、ふくよかな人が多かったので新鮮でした。

 

次に、アムステルダムといえばの、「チーズ、花(チューリップ)、マリファナ」の名所を巡りました。

 

まずチーズですが、いたるところにチーズがずらっと並んであるお店があります。いっぱい試食できるので、いろんな店でいろんなチーズをたくさん食べながら吟味して巡りました。チーズだけではなく、マスタードもいろんな種類があって、どれを買おうかすごく迷いました。

1番たくさん試食して、店員さんにオススメを聞きながら買えたお店は「Goldem Age cheese store」です。住所はSingel 490, 1017 AW Amsterdam で、花市場の前にあります。

 自分用のお土産に子ヤギのチーズとf:id:yumet:20170821180843j:plainバルサミコマスタードを買いました。どちらも美味しすぎて、大量購入したかったのですが、荷物が増えると困るので、これだけです。

 

そして、花市場がこちら。

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すごく綺麗で、テンションが上がりました。チューリップは季節ではないので見ることができませんでしたが、辺り一面がいい匂いがただ追っていました。

 

このようなチーズ屋や花市場などなんとも穏やかな雰囲気のところに、人で溢れているお店があったのでのぞいて見ると、お店の名前はこちら。

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うーん。マジックマッシュルームは2007年にオランダでも販売を禁止されているはずですが、守られているかどうかは謎です。日本ではアウトそうなものが並んでいました。

 

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 花市場では、チューリップ缶の横に、麻栽培キットが転がっててオープンすぎてネタなのか本気なのか謎でした。

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オランダでは販売購入栽培どれも違法ですが、逮捕はされない猶予政策が自治体ごとに実施されています。販売している店の管理が本当に行き届いているかどうかは謎ですが、アムステルダムの治安はめちゃくちゃ良かったので、管理はできているかと思います。

ちなみに、ドイツ人にも何人かいたのですが、体には気を使っていてオーガニックの食材を買うし、シャンプーもすべてBIO製品。だからタバコもオーガニックの葉っぱを買っていると言っている人がいて、矛盾の塊わけわからんかったです。

日本でも大麻をオーガニックで体に良いものだという話が出たこともありますが、必要のないものを取り入れる必要はないし他で代用できるのならリスクをとる必要はないと思います。

 

ちなみに、町中で大麻を吸ってる人がいるから、服が大麻くさいとホストが言っていました。なるほど。これが大麻の匂いなのか、私的にはタバコの煙よりかは臭くなかったです。アムステルダムならではの体験なので、興味深く面白かったです。

 

少し長くなるので、続きは次回書きます。

写真は、王宮前の国立モニュメントです。王宮前の像すらちょっとふざけてて、面白かったです。

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 それでは。