Yume’s diary

Workawayを利用してドイツとデンマークの家庭やホテル学校でボランティアを。その後台湾で中国語を勉強していました。田舎の女子大生のブログです。。

お久しぶりです。中国でのWorkawayについて

本当にお久しぶりです。

最後のブログ記事から、ドイツのホテルで働いたり、プラハを観光したり、中国でのWorkawayしたりして、今台湾にいます。色々と書きたいことはあるのですが、今1番書き留めておきたいこと、中国でのWorkawayについて書きたいと思います。

 

中国の広州空港に降り立ち、恵阳の郊外の田舎に滞在していました。

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色々とあったのですが、結論から言いますと、中国の田舎に行く場合は、SIMカードの購入必須でした。YUMEは節約思考がいきすぎて、SIMを買わずに、百度地図をインストールしサバイブすることにしたのですが、とても大変でした。

 

到着1日目の話です。広州の人の雑踏と高層ビル群に酔いながら、列に割り込んでくるおじさんたちにイラつきつつ、英語の通じない窓口で電車のチケットを買ったはいいのですが、電車が1時間ほど遅延して、その日のうちにステイ先に到着することができなくなり、ホテルを探すことにしました。

駅前で便利屋を営んでいるおばさんに、ホテルの場所を聞こうとしたところ、宿の看板を見つけたため、ここに滞在したいとおばさんに言いました。その値段なんと40元です。

 

おばさんがついておいでと言うので後を追ったところ、おばさんが公衆トイレの横にある倉庫の扉を開けたのですが、なんと廊下にかつてトイレだったであろう和式便器が埋まっていました。「これは、、?一体??」で頭の中いっぱいです。おばさんが扉を開けたら、天井落ちかけで、ゴキブリが出ない方がおかしい部屋があったので、かなり迷いましたが、泊まりました。

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Wi-Fiが使えたので。ベッドもいつからあるのかわからない枕が置いてあったのですが、ウィンドブレーカーを着て虫の侵入を防ぎ寝ました。人生でこんなに汚いところで寝ることはもう人生でないから今は我慢しようと言うことで乗り切れました。今思えば、時差ボケや睡眠不足で疲れてたので、判断能力が欠けてましたね。いろいろと。

 

翌日は、バスを乗り継いで、ステイ先に到着することができました。それからは、毎日が楽しくて最高でした。おばあちゃんが自給自足で暮らす農家で働きながら、畑仕事をしたり、畑で収穫した野菜の処理をしていました。滞在1日目にお皿を洗っていたら、おばあちゃんが鶏を絞め始めたのでとてもビビったのがいい思い出です。体力がないもやしっ子なので、畑仕事は非常にしんどかったのですが、ドイツでたくさん食べていた有機野菜たちを育てることがいかに大変であることを実感できていい経験でした。これだけの手間がかかっているのだから、高くてとうぜんだとおもいました。おばあさんが育てるご飯は本当に美味しくて、今でもとても恋しいです。日本食のリクエストがあったので、うどんを打ったところ、ドイツの日本食レストランのクオリティを超えたと自負できるうどんを作れました。

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自然学校には、私の他に中国人スタッフの女の子たちがいて、世代も価値観も似ていて、たった10日間でしたが、また会いたいと思えるともだちになることができました。野生のスターフルーツを食べたり、山登りをしたり、とても楽しかったです。ヨーロッパからアジアへ帰ってきて思うことは、私は、ドイツよりもアジアの方が好きだと思ったことです。自分がマイノリティであることをあまり感じず、文化価値観的にも生き辛くありません。おそらく、年を重ねれば私の価値観も変わってくると思うのですが、今はアジアにいたいと思います。

 

それでは。