Yume’s diary

Workawayを利用してドイツとデンマークの家庭やホテル学校でボランティアを。その後台湾で中国語を勉強していました。田舎の女子大生のブログです。。

デンマークは幸福な国??〜滞在1週間目の感想〜

 

デンマークで滞在していた時に書いていたブログ記事を投稿していなかったので、投稿します。

 

デンマークのフォルケスコーレという学校施設に滞在を初めて1週間が経ちました。色々と感じたことを記事にしていきたいと思います。

 

まず、仕事についてです。

食事当番で朝昼晩のどれかを担当するか、庭仕事か掃除をみんなで分担しているのですが、どれもとても楽です。基本的にWorkawayは無給でのボランティアなので、ホストもあまり無理な要求はしてきませんし、ボランティア側も疲れたら手を抜きます。

 

また、これまではドイツにしか滞在していなかったのでわからなかったのですが、デンマークの女性はかなりおしゃれです。というか、オランダの女性もとてもおしゃれで、洒落っ気がないのはもしかしてドイツだけ???という疑問が出て来ました。ドイツではスカートを履いている人を滅多に見なかったのですが、こちらの人は結構カラフルなスカートを履いたり毎日化粧をしたりおしゃれしています。

 

また、ドイツ車に乗っている人の割合がドイツに比べてかなり少ないです、ドイツではあまり見かけなかったトヨタデンマークでは割と見かけます。

ちなみに、ドイツ人のホストに、なぜドイツ人は値段が高くてもドイツ車を買うのか聞いて見たところ、ドイツ車には会社に歴史や物語があってそれが好きだからと答えていました。(本人は安かったからということでプジョーに乗っていましたが)やはり、誇りとかもあるんだと思います。

 

ところで、デンマークといえば、幸福度が高い国だとか聞いたことがある人がいると思うのですが、住んで見て実際に幸福かどうか書きたいと思います。結論から言いますと、私的には別にそうでもなかったです。

 

デンマーク人や欧州からのボランティアにも言えることですが、彼らは天気が晴れなだけで、めちゃくちゃルンルンハッピーになります。(語彙力)朝ごはんを食べていても、昼ご飯を食べていても、天気が晴れると「なんていい天気なんだ〜」と感嘆していて、なんて幸福を感じる沸点が低いんだと思いました。

 

確かに緑の多いデンマークでは、お日様が出てくると、緑がキラキラ光って綺麗なのですが、日本の中でも雨天の少ない瀬戸内地域で育ち、ヨーロッパの冬未経験の私は、まだ晴天なんて当たり前だと思っているので、そこまで有り難みを感じることはできていません。また、デンマークやドイツでの生活を通してわかったことなのですが、私が幸福を感じる時は美味しいものを食べた時や、自分好みの可愛い服を偶然見つけた時のようです。デンマークやドイツのご飯は美味しいのですが、味がだいたい同じ感じで美味しさに慣れてくるのと服が私の好みではないので、あまり幸福を感じません。(ただ北欧家具やデザイン好きの友人はかなり幸福感を感じていました。)

 

北欧は社会制度がかなり進んでいて、社会の成熟度も高いので、メディアや教育機関におけるポジティブキャンペーンが起こるのは当然だと思いますが、住んでみるとやはり人によって合う合わないがありますね。正直いうと私の好み上、デンマークは割と退屈で飽きて来ました。

自然もそれなりに好きなのですが、川や山があるわけではない、平地の広がるデンマークの田舎なので少しつまらないです。

 

実際に今日街を歩いて見たところ、空き家がかなり目立ちました。ガソリンスタンドとスーパー以外に住宅と農場が広がっているところなのですが、大学等がない街なので、若者はドイツや都会に行ってしまうようです。日本もデンマークも同じような問題を抱えていそうです。住民もドイツとデンマークの国境にあるFlensburgに出かけるみたいです。ドイツの街はどんなに田舎でも、カフェが数件あったり、ある程度栄えているのですが、デンマークの田舎はカフェもなく、スーパーに並ぶ商品も割高で少し住みやすいとは言いづらいです。

 

人口集中や過疎化に関してはドイツは困っていなさそうでした。このことはまた違う記事で書こうと思います。

 

すこしネガティヴなことをたくさん書きましたが、感じたことをそのまま書いてみました。

それでは。